文：こばやしえみこ　
絵：こいでやすこ・小渕もも　
出版社：福音館書店　
対象：０歳から
◆おすすめポイント◆
だるまさんが遊んでいます。まずは一人でボール遊び。二人になったらシーソーで、三人集まれば縄跳びで、友達が増えるごとにいろんな遊びを楽しみます。呼びかけるような文章で、読み上げるだけでも唱え言葉のようなリズムが生まれます。だるまさんたちの表情やしぐさも愛らしく、赤ちゃんから楽しめる絵本です。

ぶん：神沢利子
再話：平野　直
画：太田　大八　
出版社：福音館書店
対象：5歳から
◆おすすめポイント◆
病気のお母さんのため、三人兄弟がおくやまへやまなしもぎに出かけます。はじめに出かけたたろうと次に出たじろうは、ばあさまの教えを忘れ、分かれ道で「ゆくなちゃ　かさかさ」と鳴る道へ行き、沼の主にのまれます。末のさぶろうは言われたとおり「いけっちゃ　かさかさ」と鳴る道を行き、やまなしを得て、兄二人を救って帰ります。繰り返しの言葉や語り口が耳に心地よく、日本の昔ばなしにぴったりの絵で描かれています。

ぶん：こいで　たん　
絵：こいで　やすこ　
出版社：福音館書店
対象：2歳から
◆おすすめポイント◆
三びきのねずみがハイキングに出かけた帰り、道に迷ってしまいました。一軒の家を見つけて戸をたたきますが返事がありません。そうっと中に入って休んでいると、「とんとん、とめてくださいな」とつぎつぎと動物たちがやってきます。最後にくまおじさんが帰ってきて、おいしいシチューをごちそうしてくれました。