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Vol.7 乳幼児期の「目についての育児」のヒント

最終更新日:2014年11月1日

教育コラム 

 本格的な冬を迎える前に、ぽかぽか暖かい小春日和は何よりもうれしいですね。こんな気持ちのよい日はどんどん戸外に出かけ、赤や黄色に染まった木々の色づきや陽だまりの暖かさなど、目と耳と肌で感じてみてください。お子さんと一緒にいろいろな発見をして、素敵な秋を楽しみましょう!
子育て支援施設では、食生活についての育児相談講座を開催したり、いろいろな素材を作って遊ぶ場を準備したりして皆さんをお待ちしております。

 

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目についての育児ヒント

 10月10日は『目の愛護デー』でした。今月は目についての育児ヒントです。いつも何気なく使っている大切な目について関心をもって考えてみましょう。

視力の発達って? 

  子どもは、生まれたばかりの時は視力がほとんど発達していないため、明るい・暗いといった光の加減がわかる程度で、物の形などは認識できていません。その後、身体的成長とともに徐々に発達していきます。一般に視力は、1歳頃に0.3程度、5~6歳頃に1.0前後に達すると言われており、6歳頃までが視力の発達にとって一番大切です。目は、遠くの物、動く物、止まっている物など、いろいろな物を見ることによって発達して、よく見える目になっていきます。さわやかな季節です。親子でおもいっきり外で身体を動かして遊んだり、近くの物、遠くの物を指さしして「ブーブーきたよ!」「○○あるね」など声をかけて眺めたりして、丈夫な身体と目を育てていきましょう。


目の5つの働き 

目の働き

子育て支援室あじさい

目を痛めないよう次のことに気をつけましょう

◎テレビは2~3m離れて見ましょう。
◎本やテレビは寝転んで見ないようにしましょう。
◎テレビやゲームは時間を決めて、長時間続けないようにしましょう。
◎暗い所や直射日光の下で本を読んだり、絵を描いたりしないようにしましょう。
◎目にごみが入った時は、こすらずに水で洗いましょう。
◎汚れた手で目をこすらないようにしましょう。
◎前髪が目にかからないようにしましょう。髪は目に見えない細菌やウイルスが付着していて、目に入れば、結膜炎になったり、目を傷つけたりします。
◎好き嫌いしないで何でも食べましょう。特にビタミンA(にんじん、ほうれん草など),ビタミンB1(豚肉、大豆など)、ビタミンB2(納豆、乳製品、卵など)は、目の働きをよくします。


こんな様子はありませんか?

子どもは目の病気にかかったり、視力に異常が生じたりしても、ほとんどの場合、自分から症状を訴えることはありません。日頃のお子さんの様子でちょっとおかしいと思ったら、早めに眼科に受診しましょう。
◎ 目を細めてテレビを見ている。
◎ 顔を傾けて物を見ている。
◎ 顔を近づけて本を読んでいる。        
◎ 目やにが多い。
◎ いつも涙ぐんでいる。


3歳児健診では目の検査も実施します 
(郵送される受診票に自宅で行う視力検査一式が同封されます)

子どもの目は遠視、弱視、乱視や斜視があると視力などの目の発達に影響が出ます。
目の発達は6歳頃にはほぼ完了しますから、小さいうちから異常を見つけ、早めに正しい
治療や指導を受けましょう。


アイコンタクトは心の栄養 

お子さんと目をあわせて、声をかけたり遊んだりしましょう。
自分を見つめるお父さんやお母さんの目や笑顔がお子さんの心を豊かに育てていきます。
お子さんと目が合いにくいなど、気がかりなことがありましたら
すまいるダイヤル ℡20-5223にお電話ください。また子育て支援室相談窓口にて相談を受け付けていますのでお気軽にお越しください。お子さんがあそぶコーナーも準備してお待ちしております。

お問合せ先

福井市 福祉部 子育て支援課
電話番号:0776-20-5270/FAX番号:0776-20-5490
最終更新日:2014年11月1日

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