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Vol.16 熱中症対策

最終更新日:2011年8月10日

 熱中症が起こりやすい条件

気温が高い・湿度が高い・風が弱い、日差しが強い・照り返しが強い、急に暑くなる日など

熱中症は誰にでも起こりうる、非常に身近な病気ですが、軽い症状でも、そのままにしておくと重症へと進行し、ひどい場合は命を落とすこともある怖い病気です。

子どもは特に注意!

体温調節機能が十分発達していない。地面に近いほど気温が高いため、身長の低い子どもは大人以上に暑い環境。遊びに夢中になりすぎて、暑さに気づかない。幼い子どもは暑いと訴えられない。  

子どもを熱中症から守るのが大事!

子どもを十分に観察しましょう

顔が赤く、ひどく汗をかいている時は体温があがっていることがあります。涼しいところで休ませましょう。唇が乾いて舌に湿り気がない・おしっこの量が少ない時は脱水症状のサイン

服装に工夫しましょう

外出時には帽子を被りましょう。通気性・吸湿性のよい涼しい服装を着せましょう。
ベビーカーに乗せる時は特に薄着にしましょう。

こまめに水分を補給しましょう(ガブ飲みはしない)

イラスト水(軟水)、お茶など
たくさん汗をかいた時にはイオン飲料や子ども用のスポーツドリンクを飲ませましょう。

日頃から暑さに慣れさせましょう

午前中や夕方など涼しい時間帯に外遊びをしましょう。

室内や車内は子どもにとっては危険

室温には気を配って適度にクーラーや扇風機などを使って室温の調整をしましょう。

熱中症の症状車のような狭い空間では短時間で気温が上昇します。夏でなくても赤ちゃん・子どもを車に乗せたまま絶対離れないでください!

 代表的な症状は、立ちくらみ(めまい・失神)・こむらがえり(筋肉痛・筋肉の硬直)・大量の発汗です。さらに進むと、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感。
 重症になると、意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温が出現します。

熱中症の応急手当

  1. 風通しの良い日陰や、できればクーラーの効いている室内などに移動させましょう。
  2. 衣服を脱がせて、安静にさせ、皮膚に水をかけたり、濡れタオルを当てたりしてから、うちわや扇風機などで風を送り、体を冷やしましょう。
    (氷やアイスノン等があれば、太い血管のある脇の下、首、足の付けを冷やしましょう)
  3. 意識があり、返事がはっきりしていれば、少しずつ水分を取らせます。多量の発汗で体の塩分が失われているので塩分も補えるイオン飲料や子ども用スポーツドリンクなど。

※呼びかけへの反応がおかしい、応えない(意識障害がある)時は、誤って気道に水分が流れ込む可能性があるので、無理に飲ませないでください!

こんな時はためらわずに救急車を呼びましょう!

救急車イラスト 自分で水をのめない、脱力感や倦怠感があり動けない意識障害(呼びかけに対し答えがない、返事がおかしい)、高体温、けいれんがある場合

 (福井市消防局 救急救助課

お問合せ先

福井市 消防局 救急救助課
電話番号:0776-20-3998/FAX番号:0776-20-3119
最終更新日:2011年8月10日

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