■ 発熱した
ぐったりしていて、顔色が悪い場合
| ● | 生後3ヶ月以下の乳児で38℃以上の発熱がある。 生後3ヶ月以上の乳児で40℃以上の発熱があり、呼吸困難がみられる時は、直ちに救急車を呼び病院へ行きましょう。冷却部位は脇下、足の付け根を冷やして下さい。 |
| ● | 機嫌が悪かったり、食欲がない、嘔吐、下痢をするようでしたら、すぐに病院へ行き医師の診察を受けて下さい。 |
| ● | 熱があってもいつもと様子が変わらないようであれば、心配ない場合が多いので、しばらく様子をみましょう。 |
■ 吐いた
吐いたものに血液が混ざっている、黄緑色の液体を吐いた、呼びかけても反応が鈍いという場合
| ● | 水を飲むたびに吐く、食欲がない、食後に嘔吐を繰り返す、顔色が悪い、汗や尿がいつもより少ない時はすぐに病院へ行き、医師の診察を受けて下さい。 |
| ● | 吐いても熱や下痢がなく、機嫌が良い場合は心配ないことが多いので、しばらく様子をみましょう。 |
■ ひきつけを起こした
衣服を緩め、横向きにして寝かせ、口に指や物は入れないで下さい。 
| ● | びっくりして、慌ててしまいがちですが、落ち着いて時間を計りながら様子をみて下さい。片側だけのけいれんや、高熱がある、顔色が悪い、嘔吐する、ひきつけが10分以上続いたり、何度も繰り返す場合は、直ちに救急車を呼びましょう。横向きに寝かせて待って下さい。 |
| ● | 目つきがおかしくなったり、頭を前後に振る場合は、すぐに病院へ行き、医師の診察を受けて下さい。 |
| ● | 激しく泣いた時に一時的にひきつけ、その後は何事もなかったように元気にしている場合は、「泣き入りひきつけ」と言ってあまり心配ありませんが、気になる時は病院へ行きましょう。 |
■ 下痢をした
「1日10回以上下痢をする」、「赤黒い血便や黒い便が出る」、「呼びかけても反応が鈍い」、「いちご状の軟便」場合
| ● | 高熱がある、嘔吐する、食欲がない場合は、すぐに病院へ行き、医師の診察を受けて下さい。 |
| ● | 下痢をしていても、その他に症状がなく、機嫌もいつもと変わらない様子であれば、心配ない場合が多いので、しばらく様子をみましょう。水分補給を忘れずに！ |
■ 発疹が出た！
| ● | 食事をしてから、虫に刺されてから 数分から30分以内に全身に発疹が出る場合、急性アレルギー反応（アナフィラキシーショック）の疑いがあります。呼吸困難が出てきた時は、直ちに救急車を呼び病院へ行きましょう。 |
| ● | そのほかの発疹は 発熱はあるか、かゆみはあるか、目は赤くないか、舌の変化はないかを確認しましょう。大きさ、分布、水ぶくれ、もりあがり、場所が時間と共に変化するか、掻くとひどくなるかを調べましょう。 発疹は、原則的に病院で診察を受けましょう。 高熱が続く時、また全身症状を伴う時は特に注意しましょう |
〈参考〉
アナフィラキシーショックとは
ハチ毒や食物、薬物等が原因で起こる、急性アレルギー反応のひとつです。アナフィラキシーショックは、口の周りが腫れたり、全身に発疹（皮膚が赤くなること）等の皮膚症状や、呼吸困難、めまい、意識障害等の症状を伴います。
また血液循環の異常があらわれ急激な血圧低下等で生命をおびやかす危険な状態に陥ってしまうことがあります。
かかりつけ病院で診察を受けることが子どもにとって一番ですので早めにかかりつけの病院へ行くようにしましょう。
お問合せ先
福井市 消防局 救急救助課
電話番号：0776-20-3998／ＦＡＸ番号：0776-20-3119
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