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Vol.56 子どもの火遊びにご用心!

最終更新日:2020年8月20日

 子どもの火遊びにご用心!

 例年、火災の原因の上位に子どもの火遊びが挙げられます。好奇心旺盛な子どもは、火の恐ろしさを知らない、又は、知っているが故に行うことのスリルを目的に興味本位で火遊びをしています。さらに、してはいけないことと分かっていると、大人のいない場所や、人目につきにくい場所を選んで行うため、火災が発生した場合、発見が遅れ、甚大な被害に拡大してしまうこともあります。
 そこで、子どもの火遊びを未然に防ぐ方法を取り上げてみました。

火の怖さを日頃から教えましょう火の怖さを日頃から教えましょう

 子どもが一定の年齢になると、火への興味を持つことは避けられないことです。そのため、日頃から火の怖さを教えておくことが大切です。このとき、「火は危ないからだめ」、「絶対に触らない」と注意するだけでは、余計に関心・興味を持ってしまうため、「どうして火が危ないのか」、「火事が起きたらどうなってしまうのか」を理由付けて説明しましょう。また、大人をすぐ呼ぶことや、消火器の使い方を教えることなど、もし火事が起きたらどうするのかを話し合っておくことも大事なことです。

火災の原因となりうる火元を遠ざけましょう火災の原因となりうる火元を遠ざけましょう

 ライターなどの火を使うものを遠ざけることも、火遊びを未然に防ぐ一つの手です。最近の使い捨てライターは、事故の増加を受けて子どもが簡単に操作できないようにチャイルド・レジスタンス機能など、安全基準を満たしたことを示すPSC(消費生活用製品安全法の基準を満たしたマーク)が設けられました。そのため、子どもが操作しにくく作られています。しかし、ピストル型のライターなどの子どもの興味をそそるようなライターもあるので注意が必要となります。
 喫煙者がいる家庭では、ライターなどを子どもの目につきにくい場所や、鍵のかかるところに置いておきましょう。 また、ライターだけでなく、ガスコンロなども大人がいないときは使わないよう決めておきましょう。

実は危ない、身近な危険物実は危ない、身近な危険物

 夏の風物詩といえば花火ですが、使い方を誤れば、十分火災となりうるものです。花火をするときは、必ず大人と一緒にすること、水を入れたバケツを用意すること、説明書をよく読み注意事項を守ることを教えましょう。
 また、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、消毒用アルコールが感染予防として使われることが多くなりました。実は、この消毒用アルコールも危険物として指定されるものがあり、使用方法、保管方法を誤ると大変危険です。消毒用アルコールを火気の近くに置かないことはもちろん、アルコール消毒した後すぐに手を火気に近づけないことも重要です。バーベキューや花火などをする際は、アルコール消毒をした後、しばらく時間を空けてからするようにしてください。

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福井市 消防局 救急救助課
電話番号:0776-20-3998/FAX番号:0776-20-3119
最終更新日:2020年8月20日

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